第1回:看板広告の原点と、私たちが大切にするもの
広告代理店業を営む私は、父からこの仕事を引き継ぎました。主に屋外広告──特に野立て看板を中心に事業を展開しています。引き継ぎから早5年が経過し、日々の仕事の中で気づいたことがあります。それは、「広告はただ目立てばいいわけではない」「広告は“信頼”で成り立つ」という事実です。
父は長年、地域に密着した広告活動を続けてきました。華やかなテレビCMやネット広告とは違い、野立て看板は地味に思えるかもしれません。しかし、だからこそ地域の企業様が「認知される」ためには、欠かせない手段のひとつなのです。
多くのクライアント様に共通する課題は、「いかにして認知度を高めるか」。父も私も、その課題に真剣に向き合ってきました。打ち合わせを重ね、要望を伺い、時には厳しいご意見もいただきました。しかし、そうした対話の中で私たちはひとつの本質に気付くことになります。
それは、認知度アップには「費用対効果」が求められるということです。どんなに立派な広告でも、成果につながらなければ意味がありません。「見られて終わり」ではなく、「見られて、印象に残り、実際に来店や問い合わせにつながること」。この視点を持たなければ、広告はただの自己満足で終わってしまいます。
そんな中、ある日車を走らせていた私は、ふとあることに気付きました。「人や車の通行量が多い場所には、必ずと言っていいほど看板が設置されている」。今思えば当たり前のことですが、当時はそのシンプルな真理にハッとさせられたのです。
「費用対効果」を考えるなら、なるべく多くの人の目に触れる場所に看板を設置する──これは広告の基本にして最重要ポイントです。つまり、交通量の多い立地に広告を出せば、コストパフォーマンスは格段に上がるということ。
私はすぐに行動に移しました。地元の主要道路、交差点、バイパスなど、交通量の統計を徹底的に調べました。どこにどれだけの人と車が通るのか。季節や時間帯によってどう変化するのか。そして、チャンスが巡ってきたとき、私は迷わずその土地を取得し、自社で広告塔を設置しました。
それからというもの、私たちの看板に興味を持ってくださる企業様が徐々に増えていきました。看板の設置後、実際にどのような効果があったのかをヒアリングする中で、多くの企業様が「問い合わせが増えた」「地元の人から『見たよ』と言われるようになった」「意外な層からの認知が広がった」とおっしゃってくださいました。
この仕事を通じて思うのは、やはり“広告の力”はまだまだ健在だということです。とりわけ、地域に根差した屋外広告には、インターネット全盛の時代においても負けない魅力と効果があります。
これからも、私たちは「認知度アップ」と「費用対効果」の両立をめざして、地域企業様の強力なサポーターであり続けたいと考えています。父が築いた信頼を大切にしながら、新たな発想で時代のニーズに応えていく──そんな広告会社でありたいと思っています。
今後もこのブログを通じて、屋外広告の可能性、成功事例、効果的な看板設置のコツなど、さまざまな情報を発信してまいります。ぜひご期待ください。
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