“弱み”を武器に変える営業術 — 不完全さが信頼を生む
営業の現場に長くいると、
「もっと完璧に話せれば…」
「提案資料を作り込めれば…」
と、つい“できていない部分”ばかりに目が行きがちです。
けれど、最近思うのです。
営業の世界では、“弱み”こそが信頼を生む瞬間がある。
■ 弱みは「人間味」に変わる
人は、完璧な相手よりも、どこか不完全な相手のほうに心を開きやすい。
むしろ、最初から“隙”があるほうが、相手は
「この人、嘘をつかないタイプだな」
と安心しやすいのです。
私自身、話下手がコンプレックスでしたが、
「うまいこと言おうとしない誠実さ」
が評価され、結果的に依頼につながった案件が何度もあります。
■ 使える“弱み”と、出してはいけない“弱み”
もちろん、何でもさらけ出せばいいわけではありません。
営業として出して良い弱みは次の2つ。
-
欠点を自覚している弱み
例:説明が下手 → だからこそ現地写真を多めに用意する -
相手の利益を最優先にする姿勢
例:無理に契約を取らない → 逆に信頼を得る
逆に出してはいけない弱みは「責任逃れ」「準備不足」です。
「資料忘れました」
「確認していませんでした」
これは弱みではなく“失礼”です。
■ 弱みをどう武器に変えるか?
具体的には3つのステップがあります。
① できないことを認める(誤魔化さない)
人は“ごまかす雰囲気”を敏感に察知します。
② その弱みを補う行動を提示する
例:「説明が下手なので、サンプル写真を多めにご用意しました」
③ 相手の課題に寄り添う姿勢を一貫させる
弱みを見せるメリットは「誠実さ」が伝わること。
結局、営業は商品を売るのではなく、
“この人なら任せられる”という安心感を売っています。
■ 最後に — 弱みは、磨けば強みに変わる
弱みは放置すれば弱いまま。
けれど、弱みを“自覚し”、“補い”、“誠実に向き合う”ことで、
それは確実に武器へと変わります。
不器用でも、話が得意でなくても、不完全でもいい。
その人にしか出せない“温度”が、営業では最終的に効いてきます。
私たちの仕事は、決して強者だけが勝つ世界ではありません。
弱みを抱えながら、それでも一歩ずつ進む人間にこそ、
本物の信頼が集まるのだと思います。
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