「誘われた席には意味がある ― 知らない世界に一歩踏み出した夜」

先日、いつもお世話になっている取引会社様から、
「代わりに講演会と懇親会に出席してもらえませんか?」
という依頼を受けました。

主催は地元銀行。
正直に言えば、私自身が主役になる場ではありませんし、予定も詰まり気味でした。
ただ、話を聞く限り「地元経済界の重鎮が集まる会」とのこと。
迷う理由よりも、行かない理由の方が見当たらず、即答でお受けすることにしました。

講演会の内容は、普段のニュースではなかなか触れられない日本を取り巻く国際情勢、特に東アジアを中心とした話でした。印象的だったのは、「アメリカはあくまでアメリカファーストで動いている」という点。感情論ではなく、徹底した国益優先の戦略。
ビジネスの世界とはスケールが違いますが、「立場が違えば、正義も変わる」という現実を改めて突きつけられた気がします。

その後の懇親会では、さらに驚きの連続でした。隣に座った不動産会社の社長が、なんと中学時代の同級生。何十年ぶりかの再会で、昔話から現在の仕事の話まで、一気に時間が巻き戻りました。

そしてもう一つ。


会場でコンパニオンとして働いていた女性に、見覚えがありました。勇気を出して声をかけてみると、なんと彼女は派遣元の会社の代表。かつての印象からは想像できない転身ぶりに、驚きと同時に深い敬意を覚えました。

今回の出席は、決して「無理をした挑戦」ではありません。それでも、知らない場に一歩踏み込んだからこそ、
・世界の見え方が少し変わり
・人との縁がつながり直し
・人の可能性に刺激を受ける
そんな時間になりました。

経営も仕事も、答えは現場の外に転がっていることがあります。誘われた席、未知の場所。そこに意味があるかどうかは、行ってみて初めて分かるものですね。