枝葉ではなく、幹を太くする仕事

仕事を続けていると、どうしても「広げること」に意識が向きます。

新しい取引先を増やす。
新しい仕事に挑戦する。
売上を伸ばす。

どれも大切なことです。
私自身も、これまでそうした拡大を目指して動いてきました。

しかし年数を重ねるにつれて、少しずつ感じることがあります。

本当に大事なのは、
枝葉を増やすことではなく、
幹を太くすることなのではないか、と。

枝葉は外からよく見えます。
新しい案件。
新しい取り組み。
数字としての成果。

しかし幹は、あまり目立ちません。

信用。
約束を守る姿勢。
小さな仕事を丁寧にやること。
問題が起きたときに逃げないこと。

こうしたものは派手ではありませんが、
会社を支えている大切な部分です。

木も同じです。

枝葉ばかりが広がっても、
幹が細ければ強い風に耐えられません。

しかし幹がしっかりしていれば、
枝葉は自然と広がっていきます。

仕事も同じように感じます。

無理に広げなくても、
信頼が積み重なれば、紹介が生まれる。

「あそこなら安心だ」と思い出してもらえる。

気がつくと、新しいご縁がつながっている。

そうした仕事の広がり方もあるのだと思います。

枝葉を追いかけるのではなく、
幹を太くする。

時間はかかります。
目立つものでもありません。

それでも、長く続く会社は、
きっとこの部分を大切にしているのではないでしょうか。

今日もまた、
派手なことではなく、
当たり前の仕事を丁寧に。

枝葉ではなく、
幹を太くするような仕事を、
積み重ねていきたいものです。